桐たんすが経年で汚れた状態、また割れや傷が入った姿を新品のように綺麗に変えることを、更生、再生、削り直し、洗い直し、リニュアル、修理等々の名称で呼ばれておりますが桐業界では「更生」と言うのが一般的です。次に桐独特の更生について簡単に説明いたします。桐たんすは、昔は表面は柾無垢使用、現在は1分(3mm)柾をねる(=貼る)のでつき板(0,08~0,3mm)を貼る堅木のたんすとは根本的に異なります。従って桐たんすの場合は、通常1分柾を2回削れますし、また傷や割れの補修も桐材故に比較的容易にできますので更生を2回、つまり40~60年で1回更生をすると実に100年は使用出来ることになります。桐たんすは購入時は高価でも結果的に1世紀に渡る寿命なのでお買徳のたんすと言っても良いでしょう。(普通の堅木のたんすは30~40年が寿命です)
先ずはお気軽にご相談ください。
桐たんすをどんなに大切に使い続けても、つなぎ目に隙間ができたり桐材が割れたりすることがあります。これは、歳月によって木の繊維が縮むために起こる現象。どんな桐材でも、凄腕の職人が組立てたものであっても、こうした症状は自然に起きるのです。
こうした桐たんすは、機密性や機能性が欠けるため、中の服にも影響を及ぼしますので、修理・更生をする必要があります。
箪笥の松本のリニューアル工房の最大の特長は、一般的に更生などの作業は若い職人が手掛けるのが世間相場ですが弊社はその常識を覆し非常に熟練した腕の良い職人が直しますので、仕事の丁重さは定評があり多くのお客様のリピートを戴いております。また最初は他社に依頼したが、その出来に満足せず弊社に再度依頼するケースも多々あります。
桐箪笥仕上げ士
会田 公造
伝統工芸士 会田勝平に師事し
関東No.1の仕上士
時代仕上げの名人
高野 和也
高校卒業後現在の職に就き
時代仕上げの第一人者
労働大臣認定 漆塗一級技能士
金 惣一
漆塗一級技能士認定
桐たんすの修理・更生は、お客様のご意向やご希望にあわせて行います。お客様のご希望と費用と、桐たんすの修理内容や仕上げ方など打ち合わせをさせていただき、作業いたします。
金具の脱着作業
たんすの洗い作業
(全体をお湯で丸ごと洗い、永年染みついた汚れやほこりを洗い流します)
たんすの削り作業
(かんな掛けを終えた桐箪笥は全体に再びシルクのような光沢を帯びた輝きを取り戻します)
以上の作業代と部品代の合計で
基本料金 ¥145,000~(税込価格¥159,500~)※時代仕上げは+2.2万円~
桐箪笥自社へ直接持込されるお客様→7,000円OFF
※その他、基本料金を超える場合は見積の際に説明いたします。
※メッキ加工は、追加料金を頂戴いたします。
箪笥の松本では、東京都指定伝統工芸士や漆塗一級技能士がひとつひとつ丹念に作業し、孫の代までお使いできるよう、お直しいたします。
和室で使う家具の総称で具体的には飾棚・火鉢・鏡台・茶たんす・羊元たんす・三味線箱・座卓
ちゃぶ台・衣裳盆・踏台・合曵・等々がその対象となります。 次に弊社に於ける和家具の製作及び修理に携わる職人を紹介します。
加茂の組合員のシールが
品質の証しとして貼られます。