桐たんすを選ぶ基準には、幅(間口)の大きさや形状、産地などさまざまな要素がありますが、「板厚」も選ぶ基準にしましょう。板厚とは、天板、地板、保立(側板)の厚さのことです。同じ大きさ、形、産地であっても板厚が厚いものほど高くなり、人気もあります。
一般的に、板厚が8分(24mm)以上あるものを「胴厚」、それ以下を「並厚」と言います。ここでは、胴厚のたんすの中から代表的なもの(四方丸、胴丸、総盆)についてご紹介いたします。
¥830,000(税別)という価格で伝統工芸士の作。この材質、仕様と内容は他店では絶対マネのできない当社お薦めの自信作です。特にこの価格で保立の木目通しは異例です。
顔ともいえる柾目は特に厳選した材を使用、27mm厚の胴厚切面、四方丸総棚通し、総面取り、裏板も無垢9mm厚のはめ込み抽斗底板も吟味した幅広板を使用しています。
本体価格 ¥990,000(税込)
新潟県津南産の最優良桐の中でも各所に巾広の素晴しい材料を用いており、この使い方は従来の100万以上の高級品しかありません。
伝統工芸士横山松雄は現在55歳で最も職人として熟成期に入っておりその仕込みの良さは折り紙つきです。
関東ではすっきりした白、関西では艶やかな赤の砥の粉が好まれます。当社ではさらに輝きのある砥の粉を使い仕上ています。
胴厚よりさらに幅広の曲面を持った重厚な一品です。これを胴丸といい、天板の形状を冠(かんむり)といいます。
本体価格 ¥1,078,000(税込)
お盆の枚数、普通盆、丸盆板盆など多彩な組み合わせが可能です。総盆を発展させてマルチたんすというタイプもございます。
内部に抽斗のないお盆だけのタイプももちろん可能です。高さを低くして小袖位の大きさにしたものも人気です。
また、幅を狭く、高さを低めにして中が見えるように板盆を入れた帯たんすもございます。
小袖のページをご覧ください。
本体価格 ¥1,155,000(税込)
たんす業界ではモデル名を前飾りの名前で表すことが多く、初心者の方はわかりにくい思いをされると思います。
もちろん、前飾りや金具はお好みに合わせて変えることができます。例えば梅にウグイスという前飾りは若々しい華やかさを感じさせ、銀イブシ総唐草などは落ち着いた高級感を漂わせます。
気に入ったたんすにどんな金物をつけるか、これもたんす選びの楽しみの1つです。お気軽にお申しつけください。
これ以外にも四谷ショールームには、
ご奉仕品、現品特価品等多数取り揃えてございます。
加茂の組合員のシールが
品質の証しとして貼られます。