桐タンス製造 中村 鴈治郎様の手鏡修理のご依頼 ☆中村 鴈治郎様の手鏡修理のご依頼 4月2日 四谷2丁目本店ショールームに中年の小柄な男性が手鏡の修理でご来店されました。なんでも今迄常連でお付き合いしていた浅草の和家具が廃業して所有の手鏡のお直しが出来ず噂で弊社のことを知ったとのことです。その男性のお名前を頂いて驚きました。何んと歌舞伎界の大御所、先日4代目を襲名披露した「中村鴈次郎」様でした。修理の手鏡は鏡の交換と全体を漆で塗り直し作業で弊社... 修正
タンス修理 練馬区のお客様より修理依頼のあった箪笥のご紹介です ☆練馬区 I様宅 今回修理させて頂いた桐箪笥は、角金具箪笥と呼ばれ、明治・大正・昭和の初期まで製造されていた物です。今を遡ること約140年前、ご依頼者のご祖母様が嫁いだ時の嫁入り道具の1つです。かなりの痛みやカビが発生していたので、金具はそのままで、本体を新しく作る事になり、仕上は、木工1級技能士の職人(金 惣一)の手で、漆塗りにしました。 ご祖母様は静岡県の島田市のご出身で、嫁入りの行列は100... 修正
地域貢献 『新宿ものつくりマイスター技の名匠に学ぶ 木工体験教室』Vol.3 ☆木工教室レポートつづき グリランは数多く存在する桐製品防水液のなかで最も信頼性と実績のある秀れ品で、シンナーで薄めて使います(通常グリラン1に対してシンナー1~3の割合)このグリランの塗装はとにかく素早くかつ隅々に溜らないように刷毛を掛けることが必要で、生徒さんも良くそれを理解して作業を行っておりました。(写真右) 次に仕上げの最後の作業としてカルナバ3号という蝋(ロウ)を掛ける仕事に入ります。... 修正
地域貢献 『新宿ものつくりマイスター技の名匠に学ぶ 木工体験教室』Vol.2 ☆木工教室レポートつづき 木殺しを全てのほぞ組の凸部に施した後は、木工用ボンドを塗ってから(写真下左)はた金という締め付け金具を用いて仮組みをした後、電気ドリルや錐(キリ)を使って 穴をあけ、木釘を打ち込みますが(写真下右)はた金の締め具合は強からず弱からず、また木釘を打ち込む穴も深いと外に突き出てしまいますし浅いと接合が弱いので なかなか難しい作業となります。(実際に生徒さん2人の方は、電気ドリ... 修正
地域貢献 『新宿ものつくりマイスター技の名匠に学ぶ 木工体験教室』Vol.1 ☆木工教室レポート ☆新宿区地域文化部産業振興課主催の「体験型教室」の一環として平成26年11月11日(火)に『桐箪笥づくりの技』を学ぼうという第3回目の木工体験教室を行いました。以下順番に講習内容をレポート致します。 新宿区マイスター 松本義明 ・主催 新宿区地域文化部産業振興課 ・会期 平成26年11月11日11時~5時迄 ・会場 BIZ新宿(新宿区立産業会館) ・講師 松本義明 助手 横溝和... 修正